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理事長の挨拶

理事長 長屋 孝美

1900年、豊橋市に、(医)善恵会 長屋病院という一粒の種がまかれました。100年の間、その種は順調に成長し、患者様のニーズに合った医療を提供することにより、地域に密着した、大きな樹として根をはっています。より大きな樹は、より大きな木陰をつくります。その木陰で、一人でも多くの患者様が健康を取り戻し、安心した日常を送って頂けるよう日々努力し続けております。上記基本理念を念頭におき、“あくまでも患者様・利用者様に寄り添った温かい医療・介護”を忘れることなく、今後も地域医療・介護に貢献してまいります。

医療・介護の包括サービス

長年にわたり、私共善恵会は医療現場で地域医療に貢献してまいりました。高齢化の進む昨今、医療のみでは対応しきれない様々な問題に直面する事も多くなってまいりました。地域に根付いた外来診療(ファミリードクターとしての総合診療と健康相談・健康診断・予防接種等)訪問診療・入院診察等に取り組んでおります。しかし、時代の流れと共に急性期、回復期、慢性期をたどり、在宅にて療養すると云う理想的な流れをたどれる高齢者ばかりでない現実があります。慢性期の状態でも医療がまだまだ必要とされる方々、在宅での療養が困難な方々、家庭環境の問題・・・様々なケースに対応できる施設が必要不可欠となります。そこで当院においては病院(医療施設)と介護施設が地域の皆様を中心とし、情報を共有しながら必要なときに必要な部分をサポートさせて頂くシステムとなっております。
当院の最大のポイントは同一施設内での医療と介護の包括サービスです。医療と介護の両面が、同一施設内で適切に提供される施設であることです。医療のスペシャリスト、介護のスペシャリストが、お互いに連携を強め、協力し、皆様お一人お一人の状況を正確に理解し対応していくことにより、安心して生活していただけることを目指し、地域医療に取り組んでおります。

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